飲み方に技有り、薬トリビア

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医学に関わる様々なトリビアをご紹介します

薬に関する医学トリビア

病気になったら、怪我をしたら、誰もが「薬」を飲んで、病気や怪我を早く治そうとしますよね。このため、「薬」はカラダに良いものと思い込んでいますが、本当にそうでしょうか?「薬」は本来、私たちのカラダにとっては「異物」なのです。正しく使用すれば、良い効果を得られますが、間違った使用をすれば、「副作用」などの危険があります。ここでは、そんな「薬」について、私たちの知らないトリビアをご紹介しましょう。

薬は異物?なぜ副作用が起こる?

カラダには、病気や怪我を治そうとする「自然治癒力」があります。薬は、その自然治癒力を更に高める手伝いをしてくるものになります。そのため、薬はカラダに良いものと思っていますが…。薬を飲んだことによって、症状が軽くなったりすることを「主作用」と言います。それに反して、薬を飲んだことによって、本来の目的以外の、良くない働きをしたことを「副作用」と言います。この「副作用」はなぜ起こるのでしょうか?

薬は飲み方で効き目が異なる?

最近は、健康のためにサプリメントを飲んでいる人や、定期的に市販の薬を飲んでいる人など、薬を飲むということが身近になってきたように感じます。それでも、薬を飲むのは嫌なものです。とくに、錠剤と違って、粉薬などは、大人になってからも飲みにくいと思っている人は少なくないでしょう。だからといって、ジュースや牛乳、お酒やビールなどで飲んではいけません。薬を飲むときは、その薬の効果なども考え、注意するようにしましょう。

薬の名前にはどんな由来がある?

薬には、一般名と商品名があります。一般名は世界的に通用する成分名で、商品名は製薬会社が付けた薬の名称です。私たちが普段耳にしているのは、後者の商品名の方です。ここでは、各製品会社が薬に付けた商品名の由来をいくつか紹介しています。その商品名に込められた意味や思いを知れば、薬への理解が深まるでしょう。また、最近普及している「ジェネリック医薬品」の特徴や、その名前の由来についても言及しています。

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薬は異物?なぜ副作用が起こる?
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薬はそもそもカラダにとって異物です。人間はカラダに必要な成分は食べ物から摂取しています。薬は食べ物ではなく、人工的に作られたものなので、異物なのです。正しく飲まないと副作用が出て、カラダに害を与えたり、あるいはまったく効果が出なかったりします。医師の指導や服用の際の注意書きなどを確認して守るようにしましょう。続きはこちら